睡眠の重要性
JBAのスポーツパフォーマンスセミナーを受講したので、睡眠の重要性についてまとめたものを話していきたい。
結論として、睡眠は超重要だということ。怪我やストレスも減るし、シュートも入るようになるよと。
練習量や食事を意識したコーチはたくさんいるが、睡眠を重要視したコーチは少ないように感じる。むしろ、寝ている暇があったら練習しろ!のようなイメージ。
・試合前日よりも試合後のほうが睡眠時間や効率が減少することが多い
・アスリートは試合期間や朝練などで睡眠時間や効率の良い睡眠が足りない場合が多い
・スタンフォード大学大学の研究
選手10人 10時間睡眠を40日間続けた結果
スプリント能力、フリースローと3P成功率が上がった
睡眠時間が6時間を下回ると慢性的な怪我が増加
8時間睡眠が保証されると怪我のリスクは61%減少
・睡眠時間の減少は怪我しやすくなる。
この後に良い眠りをするためにはとあったが、割愛する。
要するに、バスケット怪我無く上手くなりたければ、10時間寝ようぜ
ということ。
シュート率も上がるなんて目から鱗。
高校生で放課後の練習19時に終わってそこから21時まで自主練して22時に家ついてすぐ寝て朝7時には学校行くというのは普通ではあるが、
この記事が沢山のコーチたちに広まって選手たちの睡眠時間が確保されれば幸いである。
チームビルディング タックマンモデル
チームビルディングに悩んでいる指導者は多いと思う。
そこで、タックマンモデルを知識として持っておくとおススメだ。
形成期
混乱期
統一期
機能期の4つに分類する。
各期間の説明はこのようになっている。
プロセス1
プロセス2
プロセス3
プロセス4
プロセス5
以上がタックマンモデルである。
チームの強化を目指していく中で、ストーミング(混乱期)は必然であり、指導者たちはその摩擦や衝突を悲観する必要はないということを覚えてほしい。
その混乱期があるからこそ、アジャーニングを迎えられるのであろう。
ワシントンウィザーズ アトキンスコーチ zoomクリニック まとめ
先日行われたワシントンウィザーズ DAVID ADKINS コーチの内容をまとめる。
・NBAではブレックファーストワークアウトを行う。
朝練 30〜35minute
スキルだけでなくセットプレーの個人練習もやるとのこと。
・女子を教えるには声の大きさが大事
信頼関係やコーチとしての価値を教える。
気にかけていることを伝えるなど関係性が大事。
・NBAで試合に出るためには
1-1ディフェンスができること (PNRのディフェンスができるかは二の次)
シュートを決める(オープンショット)
・NBAでは最長90minuteの練習しかしない
最初に10分ストレングス
↓
10分オフェンス
↓
10分ディフェンス
↓
チーム練習という流れ
・11:00から始まる場合は9:30くらいにきて朝食をとり、15〜20分前に個人スキルワークアウト
クローズアウトについていくつかのスキルを述べていた。
・スティックハンドクローズアウト
目的は3Pをうたせない 次にキャッチムーヴされない
頭肩お尻を捻っていく ディレクションをすることと、相手の特徴を理解しておくこと。
・ショートクローズアウト
エアプレーン 手を飛行機のように床と平行にしてファウルをしない。
・run off &rearview contest
シューターに対してジャンプして通り抜けること。
・NBAでは1試合50回クローズアウトが起きる (両チームで100回ほど)
・クローズアウトは片手を上げる。利き手は関係なくベースラインに抜かせることが大切。
・スペース トゥ 30
オフェンスでは3Pラインより大股1歩下がることで クローズアウトが長くなるので有利になる。
・スナップ ディシジョンズ
キャッチしたらすぐ判断することが大切。
・グッド トゥ グレート
よりワイドオープンで確率の高い方を選択すること。
・ウィークサイドディフェンスでエルボーを絞ることが大切。
・トラップザボックス
ペイントの外で止めることが大切。
NBAではペイントの外で止めるという概念はなく、全てブロックを狙っていると思ったので非常に驚いた。
・スイッチディフェンスの原則は
トークタッチテイクの3つ
・トランジションディフェンスの原則
バスケット ボール 選手の順でトランジションディフェンスをすること。
・1ポゼッションで4.5回ペイントタッチできると70%点につながる